何か色々ごめんなさい。
突発的に書いてみました。
お相手は雲雀でたぶん未来?(20前半くらいで)
ちょっと前から使おうと思ってたネタではありますが、何故このタイミングなのかは私自身謎です。
因みにネタソースは自分です(バス通勤とフェチ)
後頭部はいいと思うんです、自分でもぶっ飛んでるとは思いますが←
でも正直彼は後頭部より尻の形の方が…と思ってるんですがそこはあまりに変態くさいのでやめました(反転は自重の表れ)
これでも今素面なんですごめんなさい。
読んでやるぞという方は続きからどうぞ。
お相手は雲雀でたぶん未来?(20前半くらいで)
ちょっと前から使おうと思ってたネタではありますが、何故このタイミングなのかは私自身謎です。
因みにネタソースは自分です(バス通勤とフェチ)
後頭部はいいと思うんです、自分でもぶっ飛んでるとは思いますが←
でも正直彼は後頭部より尻の形の方が…と思ってるんですがそこはあまりに変態くさいのでやめました(反転は自重の表れ)
これでも今素面なんですごめんなさい。
読んでやるぞという方は続きからどうぞ。
五分の出来事
恋なんてしたことなかったけど最近気になる人ができた。
バス通勤の私は大抵五分前にはバス停に着いてバスを待っていた。
一ヶ月前からそのバス停の前を通りがかるシトラスの匂いのする後頭部の綺麗な男の人。
因みに顔は見たことがない。
いつも携帯をいじっていてぼんやりしているから、いい匂いだなと思って顔を上げても気づいた時には三メートルも離れていた。
だから私の彼に対する印象はいつまで経ってもシトラスの匂いと後頭部なのである。
何度も後頭部後頭部と言うけれど、実を言うと私は後頭部フェチだったりする。
どうせ後姿なら項とか背中とかにときめいたらいいのに何故かマニアックな後頭部を私は選ぶ。
いつから後頭部が好きなのだろうと回想してみるが果たしてわからなかった。
高校の入学式には既に「あの人の後頭部いいな」などとぶっ飛んだ思考をしていたので少なくとも五年は前のことなのだろう。
そして今日は今日とてシトラスの匂いで我に返る。
ただしいつもと違って彼が三メートル先ではなく目の前に立っていた。
「ねぇ、君。何者?」
切れ長の目を細めて問いかける。
低い声、だけどよく通る心地よい低さだった。
後頭部フェチであると同時に声フェチでもある。
我ながら変わっていると思う。
「聞いてるの?」
「え、はい。聞いてますよ」
聴き惚れてましたとは言わない、言ったら変人だ。
「一般人ですが何か?」
「君っていつも僕の後姿見てるよね」
「こうとうぶ…いえ、シトラスのいい匂いがするからどんな人かなと思って」
彼は一瞬怪訝そうな顔をした。
危ない、後頭部が綺麗で、って言うところだった。
「ふぅん…僕はこんな人間だけど?」
「はい、声が素敵ですね」
「………」
「………」
「…君、変わってるって言われない?」
「よくわかりましたね。あ、バス!それではさようなら」
バスに乗り込みながら、後ろで彼が笑っているのを聞いた。
本当は一本見送って次ので行きたかったがこれを逃せば遅刻である。
いつも五分前からバスを待っているのは一つ前のバスに間に合わないからだ。
明日会ったら、まずは「変わってる」発言を訂正してそれから名前を聞こうと思った。
うっかり肯定してしまったが普通は否定するところだろうから。
明日も同じように彼と会話ができるとも限らないし、一度肯定したことを訂正する方が変わってるという印象を強めるかもしれない。
しかしそんな可能性に私は全く気づかなかった。
end.
恋なんてしたことなかったけど最近気になる人ができた。
バス通勤の私は大抵五分前にはバス停に着いてバスを待っていた。
一ヶ月前からそのバス停の前を通りがかるシトラスの匂いのする後頭部の綺麗な男の人。
因みに顔は見たことがない。
いつも携帯をいじっていてぼんやりしているから、いい匂いだなと思って顔を上げても気づいた時には三メートルも離れていた。
だから私の彼に対する印象はいつまで経ってもシトラスの匂いと後頭部なのである。
何度も後頭部後頭部と言うけれど、実を言うと私は後頭部フェチだったりする。
どうせ後姿なら項とか背中とかにときめいたらいいのに何故かマニアックな後頭部を私は選ぶ。
いつから後頭部が好きなのだろうと回想してみるが果たしてわからなかった。
高校の入学式には既に「あの人の後頭部いいな」などとぶっ飛んだ思考をしていたので少なくとも五年は前のことなのだろう。
そして今日は今日とてシトラスの匂いで我に返る。
ただしいつもと違って彼が三メートル先ではなく目の前に立っていた。
「ねぇ、君。何者?」
切れ長の目を細めて問いかける。
低い声、だけどよく通る心地よい低さだった。
後頭部フェチであると同時に声フェチでもある。
我ながら変わっていると思う。
「聞いてるの?」
「え、はい。聞いてますよ」
聴き惚れてましたとは言わない、言ったら変人だ。
「一般人ですが何か?」
「君っていつも僕の後姿見てるよね」
「こうとうぶ…いえ、シトラスのいい匂いがするからどんな人かなと思って」
彼は一瞬怪訝そうな顔をした。
危ない、後頭部が綺麗で、って言うところだった。
「ふぅん…僕はこんな人間だけど?」
「はい、声が素敵ですね」
「………」
「………」
「…君、変わってるって言われない?」
「よくわかりましたね。あ、バス!それではさようなら」
バスに乗り込みながら、後ろで彼が笑っているのを聞いた。
本当は一本見送って次ので行きたかったがこれを逃せば遅刻である。
いつも五分前からバスを待っているのは一つ前のバスに間に合わないからだ。
明日会ったら、まずは「変わってる」発言を訂正してそれから名前を聞こうと思った。
うっかり肯定してしまったが普通は否定するところだろうから。
明日も同じように彼と会話ができるとも限らないし、一度肯定したことを訂正する方が変わってるという印象を強めるかもしれない。
しかしそんな可能性に私は全く気づかなかった。
end.
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