運がないのかな、私。
いつになるか分からない、と昨日言っておきながら今日アップ。予想外に時間が取れたんですよ(ごにょごにょ)
それよりもいつ終わるんでしょうね、このSS。そもそも終わらせる気あるのか、私…。行き当たりばったりで書くものではないと改めて認識しました(遅いよ)
今日の委員会は今までで一番遅くまでかかりました。学校出たの18時だよ…ホントびっくりしました。
そういえば運動会まで後10日です。週一でしか学校に行ってないのもあってホント早く感じます。当日はどうなる事やら…。
あ、因みに私はオレンジ軍です。去年は黄軍でした。本音としては青がよかったんだけど私一人の我が侭を通す事はできないしね。一応周りに合わせてみた。
あーでも、やっぱり青がなァ…(今更)
明日からまた実習か…憂鬱。
何て言うか眠すぎるのが一番の問題かと。眠くなければレポートとかもいつもと同じように頑張るんだけどね。眠すぎるからやる気もなくなってしまったり。
あとも一つ問題があるとすれば教務。あまり言いたくはないんだけど、担当の教務の事嫌いなんです。きちんと読めば書いてある事について文句つけたり、今更な事にグチグチ言ってきたり、ぶっちゃけ着眼点がくど過ぎる。というか明らかに夏休みの前と後で態度が違うんですよ。何があったのかは知らないけど私達に当たるの止めてくれないですかね?
あー…寧ろ後者の方が理由としては大きいかも。
…あまり言ったってどうしようもないのでやめておきます。それにしてもホント、実習に関する周囲の人間に恵まれてないです。あと一ヵ月だと思って諦めて頑張るしかないのはわかってるんだけど…。
やめやめ。最近愚痴ばかりでホント申し訳ないです。
SS(というかシリーズ化してきた気も…)は続きからどうぞ。
ピンポーンとチャイムがなって私は作業の手を止めた。エプロンを外す時間が惜しくて、手だけさっと洗うと玄関に急いだ。
「はい、どちら様で…」
「おい、顔貸せ」
「いきなり物騒だね、ゴクデラくん」
というか君、中学生なのに何煙草吸ってるんだよ。
その言葉を飲み込んで彼を見遣る。シルバーアクセやら何やらパンクな服装の彼は、ともすれば高校生のようにも見えた。彼の性格と言動を知っているので微塵もそのような錯覚に溺れないけれど。
いや、どちらにしろ幼い頃の彼を知っているから無理だ。
「喧嘩?それとも話だけ?」
「…取り敢えず話だ」
「ならどうぞ、上がって。あ、お兄が寝てるから静かにしてね」
一瞬躊躇った後、部屋に上がった。
彼にソファを勧めて、私もその向かいに腰掛けた。何の話だろうと考えてみるが思い当たりがない。いや、あり過ぎて盲目的になっているだけかもしれないけど。
たっぷり五分沈黙が続いてからようやくゴクデラくんは口を開いた。
「…お前、あの紅葉だろ」
「どの紅葉?」
「っ…昔よく城に遊びにきてた、若葉っつう兄貴がいる紅葉だろ!」
「何だ隼人、もしかして俺らのこと忘れてたのか?てかうるせえ」
ぼさぼさ頭で寝ぼけ眼をした兄がゴクデラくん…隼人を見下ろしながら言った。
私からは兄が歩いてくるのがバッチリ見えていたが背を向けていた隼人は大層驚いている。わざと足音を消して真後ろに立つだなんて、兄も人が悪い。
「わ、若葉さん…」
「何だ覚えてるじゃん」
「…お兄、ご飯まだできてないよ」
「何ィ?!今すぐ作れ!」
「はいはい」
キッチンに立ってから思った。隼人の話って結局なんだったのだろう、と。
「で、隼人は何しにきたんだ?」
「紅葉があの紅葉だってことを確かめたくて…」
ふうん、自分から訊いておいて若葉は興味なさそうに欠伸をした。
そしつ先程まで紅葉が座っていたソファに身を沈めると、一転して可笑しそうに獄寺を見た。
「可愛くなっただろ、紅葉」
「な、何言ってるんスか?!」
「遠慮すんなって。でも今のお前にはやらないぞー」
「いらないっスよ、あんなやつ!」
からかい口調の若葉に、慌てて訂正を入れる獄寺。しかしそんな様子だから勿論説得力に欠ける。
獄寺は居心地が悪そうに座り直した。
「…若葉さん、紅葉のやつってボンゴレなんスか?」
「いいや。まだボンゴレじゃない。それにどうするかを決めるのはあいつ自身だ」
獄寺は若葉の言葉の意味をよく理解できなかった。
だからといって説明する気はなさそうで、二人の間に沈黙が流れる。少し遠くの方で物音がするだけだ。
しばらくしてその音さえも止むと、リビングに紅葉が現れた。
「何この辛気臭い雰囲気」
眉間に皺を寄せて訝しげに二人を見遣る。
「…ま、いいけど。お兄、ご飯できたよ」
「お、やっとか!あー腹減った」
やっと、という言葉に紅葉は彼を軽く睨むがまるで気付いていないかのようにダイニングに消えていった。
姿が見えなくなると深くため息を吐いてソファに腰掛ける。言わずもがな最初彼女自身が座り、次に若葉が身を沈めたそこだ。もしかしたら兄妹はこのソファがお気に入りなのかもしれない。
「何の用があったのか知らないけどお兄から聞けたみたいだね。満足?」
「満足はしてないけど納得はした、一応」
「そう、よかったね…そうだ。隼人もご飯食べる?」
「…いや、いい。帰る」
紅葉が返事をする前に獄寺はリビングを出て玄関に歩いていった。慌てて追い掛けると既にドアノブに手をかけているところで。
「またきてね」
「…気が向いたらな」
完全にドアが閉まったところで紅葉は一人笑い出した。特別可笑しかった訳ではない。それでも獄寺の態度が妙にツボに入った。
笑っていたら心の奥底の忘れられていたことに対する怒りの感情はすっかりなくなっていた。
「私もお腹空いた…って、私のパスタがない?!」
「ん、それなら俺が食ってやった。冷めたら美味くないだろ?」
「こンのバカ兄!冷製パスタなんだからそんな心配ねえよ!」
隼人に対して抱いていた怒りは、今度は兄に向けられることになる。
勿論何倍にも膨れ上がって。
end.
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